昨年は梅雨入りしたのかどうかも分からないほど雨が少なかった印象がありましたが、今年は梅雨らしく午前中は晴れていても、午後から突然、雨になるという不安定な天気が多い気がします。
昨年の酷暑はまだ記憶に新しいと思いますが、今年はどのようになると予測されているのでしょうか?気になったので調べてみました。
予測記事は多く、どれが本当なのかを見極めるために下記3点を重視して調べてみました。
①複数の記事の意見を調べる。
②科学的根拠があるかを考える。
③信頼のおける機関の発言なのかを確認する。
そこで、いくつかの記事をネット上で検索してみました。
まずは信頼のおけるところで気象庁の長期予報からピックアップ。
上記から平年並みもしくは平年以下が70%を占めています。
次に民間の気象予報会社であるウェザーニュースの長期予報をピックアップ。
全国的に平年並みという予報となっています。
上記の信頼のおける2機関が同様に「平年並み」という結論です。
また科学的根拠についても記載があり、「エルニーニョ現象」が影響しているとの事です。
エルニーニョ現象は簡単に言うと、赤道付近に流れる貿易風が弱く、南米付近の海水温度が高く、インドネシア付近の海水温が低くなるという現象で、昨年の猛暑は、この逆の「ラニーニャ現象」が影響したと言われていました。
インドネシア付近の海水温が低いと、高気圧は日本よりも東側に運ばれるので、気温は上がらないとの事です。
酷暑の可能性は低そうなので、ひと安心ですが、残念な事にエルニーニョ現象が発生した年には下記のようなリスクが過去の事例であるようです。
①冷夏、暖冬になりやすい
②大型台風が上陸する(2002年台風21号、2009年台風18号)
上記から、生活にはどのような影響があるかを考えてみます。
①キャンプ用品やプール用品などの夏イベント用グッズは活躍する機会が減る。
②台風や雨が多いので、屋外で保管している物は飛ばされたり、劣化したりする危険性が増える。
③気温が低いので扇風機などの冷房器具は活躍する機会が減る。
ベランダに冬用タイヤやキャンプ用品などを保管しているご家庭を良く見かけますが、雨が多くなると劣化する原因になります。
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